2023年11月7日(火)/訪問看護ステーション新庄さんに訪問しました
支援に携わっている事業所の方に最上地域の状況を教えていただくため、新庄市の公益社団法人山形県看護協会「訪問看護ステーション新庄」さんを訪問しました。
懇談の中で特に印象に残ったのが「地域看護のつながり」についてのお話しです。
最上地域では日々の通学や受診などの移動の際の負担が大きいこと、特に積雪が多い季節には危険を感じながら運転しなければならないといった現状があります。緊急時や入院において地域の病院以外での受入れになった場合、往復に非常に時間がかかり、付添いが必要な場合には他の家族との時間がとれなくなることも考えられます。また事業所については小規模になる傾向があります。
「地域看護のつながり」の第一歩として事業所の垣根を超えて「最上地域を担っている5つの訪問看護ステーションが顔を合わせ、地域でできることを一緒に考えていくことができたら!」という思いがあるそうです。地域の特徴を活かす取り組みや課題をカバーしていくアイディアが生まれる未来を感じました。
「何かできるのではないか」「どこかで関りをもっていけないか」、そのようなあたたかな思いで常に利用者や家族のみなさん、そして地域を支えているスタッフの方々でした。
2023.11.14:[お知らせ]